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ブルーベリーの育て方、栽培方法

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はじめに

ブルーベリーは比較的育てやすい果樹と言われますが、土、管理、肥料を間違えると上手く育ちません。
ブルーベリーが好む環境を作って、上手な育て方で美味しい果実を収穫しましょう。

交配について

ブルーベリーの交配

ブルーベリーは系統、品種により1本で実をつけるものや、異品種で受粉しなければ実が着かないものがあります。
ハイブッシュ系のブルーベリーは1本でも実を着けるものが多く、ラビットアイ系は異品種同士の受粉がなければ満足のいく果実を着けません。
どちらの系統にしても異品種の受粉を行うことで、良質なブルーベリーの果実を着けることができます。

栽培用土について

ブルーベリーの土

ブルーベリーの育て方の基本は土から始まります。ブルーベリーは酸性土壌で生育旺盛になります。
ハイブッシュ系のブルーベリーでph4.5前後、ラビットアイ系のブルーベリーでph4.5~5.3くらいにもってくる必要があります。
酸性にするには一般的にピートモスが用いられ、植え付けの前にphを下げます。
また、通気性を保つために鹿沼土や木材チップ、ヤシガラチップを用土に混ぜ込みます。

栽培管理について

ブルーベリーの栽培は水遣りが非常に重要になります。
夏場は乾燥させないように毎日の水遣りは欠かせません。ポット栽培の場合、特に小さいポットは乾き切ってからではなく、乾く前に水を与えることが大切です。地植えの場合はそれほど頻繁に水を与える必要はありません。
これらはマルチングをすることで水分の蒸発を抑えることができ、温度の上昇を控えある程度一定の温度を保つことができます。
マルチ材としては、当園でも使用しているヤシガラのチップ、ココチップがお勧めです。
肥料は緩効性のものをやります。即効性のものをやると枯れる原因になりますので注意が必要です。

鉢植え、ポット栽培

ブルーベリーのポット栽培ご自宅でスペースに限りのあるかたは鉢植え、ポット栽培がお勧めです。
ブルーベリーは地植えにすると、根張りがよくブッシュ状になります。
ポットの大きさは1、2年の小さいうちは5号くらいのもので育て、その後は大きいポットに移し変えたほうがよいでしょう。
できれば25リットル以上の大きいものが適しています。
どうしても小さいポットだと根が回ってしまい通気性が確保できずに、後々の成長に影響してきます。
数年楽しみたいかたや、早く果実を着けたいかたにはポット栽培は適しています。

地植え栽培

ブルーベリーの地植え

スペースに余裕のあるかたは地植えでの栽培が可能です。
1年ものの小さい苗を地植えすると成長が遅くなりますので、2、3年の少し大きくなった苗を植えつけたほうがその後の成長が見込めます。
ポット栽培ほど水遣りの管理を頻繁にする必要はありません。
植えつける間隔は幅、柵間ともに3~4mほどで、狭いと後の管理が大変になりますので余裕を持った植え付けをするとよいでしょう。
品種によっては地植えで育ちにくい品種もあります。この場合、接木することにより生育が旺盛になる場合があります。

害虫や病気

ブルーベリーは比較的害虫が少なく、病気にも強いと言われます。
休眠期にカイガラ虫類、夏期にイラガの幼虫、ポット栽培でコガネムシの幼虫の被害が発生することがあります。
登録のある薬剤としてはカイガラ虫類に石灰硫黄合剤・マシン油乳剤、イラガ類にデルフィン顆粒水和剤、コガネムシの幼虫にダイアジノンがあります。
果実に被害を与えるオウトウショウジョウバエにはモスピラン水溶剤が登録されています。
近年被害が多いオウトウショウジョウバエについては防虫網などを使うことで、物理的な防除が行えます。

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